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児玉清とジェフリー・ディーヴァー [本]

 突然ですが、本棚をいじっていたら、2011年発行の「週刊ブックレビュー 20周年記念ブックガイド」という雑誌(?)が出てきました。NHKで毎週土曜日に放送していた「書評番組:週刊ブックレビュー」の記念誌です。結局この記念誌発行から数ヶ月後に番組は終了しましたが、21年間も続いた番組でした。 私は後半をかなり過ぎてから見るようになったのですが、司会の児玉清が大好きで、その読書量にいつも感心したものでした。また、これで紹介された本をよく読んだものでした。
 久しぶりに番組を思い出しながらこの記念誌を見ていると、最後に児玉清の追悼ページがあり、膨大な蔵書を収めた書庫の紹介や追悼文、思い出座談が載っており、最後に児玉清のおすすめ本が載ってました。ほんの一部として10冊が紹介されていましたが、私は一冊も読んでませんでした。それで一位に載っていたジェフリー・ディーヴァー著「ロードサイド・クロス」(上下)をすぐに注文して先ほどから読み始めました。ディーヴァーはアメリカのベストセラー作家だそうで、たくさん日本語にも翻訳されているようです。児玉清は大のファンで新しい本が出たら翻訳されるのを待ちきれず原書で読んだそうです。
 しかし、世の中すごい人がいるものです。今更どうあがいても追いつくことは不可能ですが、おもしろい本をしっかり読み込みたいと思っている今日この頃でした。

 今日は久しぶりの嵐でした。でも、札幌は雪にはなりませんでしたので、そろそろ夏タイヤに履き替えようと思っています。面倒ですが!

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最近読んだ本 [本]

●「世界史」(上・下)ウイリアム・H・マクニール 増田義郎/佐々木昭夫訳 中公文庫
 『世界で40年以上よみつがれている名著 東大・早稲田・慶応で文庫ランキング1位』の帯文字に惹かれて購入、読みました。歴史の流れを巨視的に、かつ魚眼レンズのごとく世界を描き出す内容は今までの歴史読本とは違ったおもしろさがありました。が、私には重かった。

●「正岡子規」ドナルド・キーン 角地幸男訳 新潮社
 正岡子規の歴史的役割をとてもていねいに教えてくれた素晴らしい本でした。私的(わたくしてき)には、NHKドラマ「坂の上の雲」の香川照之扮する正岡子規がどうしても頭の中に居座っていて困りました。しかし、写真を見ると何となく似ていないでもない!

※堅い本が続いて疲れたので、肩の凝らない本を探してきました。ちょうど私の大好きな「居眠り磐音 江戸双紙40.41,42」(双葉文庫)の”天明の関前騒動三部作”が出たばかりだったので、購入、あっという間に読んでしまいました。おもしろかった! 小説はこうでなくては! これも、NHKドラマの山本耕史扮する坂崎磐音をイメージしながら読みました。
今は、「小説フランス革命7,8,9 佐藤賢一」(集英社文庫)を読んでいます。この前の部分は、3,4年ほど前に図書館から借りて読みました。おもしろかったので、続きに挑戦です。

※その他の最近読んだ本(東本願寺出版関係を除く)
●戦後史の正体 孫崎享 創元社
●その日東京駅五時二十五分発 西川美和 新潮社
●それでも、日本人は「戦争」を選んだ 加藤陽子 朝日出版社
●知的唯仏論 宮崎哲弥 呉智英 サンガ
 
以上2013/03/02現在
 
写真は、今朝のサイクリングロード(陽だまりロード)。これはどう見ても3月の景色ではありません。
2~3日にかけての猛烈な嵐で、4日夕方現在分かっただけでも、9人もの死亡者がでました。お悔やみ申し上げます。
 
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『教行信証』を初めて読みました [本]

 もちろん、現代語訳をです。そのうちに原文で読んでみたいと思っていますが、一昨年、大先輩に照会して教えていただいた現代語訳に先ずは挑戦しました。

 
 同じ訳者で2種類(私の知る限り)が出版されています。
  春秋社刊 『親鸞全集第一巻、第二巻』(これは原文併記です)
  中央公論新社刊 中公クラッシクス『親鸞 歎異抄・教行信証Ⅰ、Ⅱ』(これは現代語訳のみです)
 訳者:石田瑞麿(1917年に旭川市のお西のお寺で生まれる。
         1941年、東京帝大印度哲学梵文学科卒業。
         東大講師を経て、1966年、東海大学教授、1991年退職。
         父親の勧めで生涯在家のまま過ごした。
         1999年逝去。)

 今回は中公クラッシクス版で読みました。気になるところは親鸞全集や『真宗聖典』で原文をチェックする方法をとりました。正直言って、すぐにアリガタクなってしまうので、それほどの大部でもないのに約一か月かかりました。しかし、不思議と飽きませんでしたし、それどころかオモシロク読みました。加えて、大谷派教師(僧侶の資格)受検勉強で機械的に学習したことが、なんとなく納得できたことが収穫でした。
 たぶん、あと十回くらい(いやもっとかもしれない?)読み返さないと、読んだと言える状態にはならないと思いますが、取りあえずどのようなものかを知ることができただけでも読んでみて良かったと思います。浄土真宗の本はたくさん出ていますが、やっぱり親鸞聖人の著作の原点を知ることが基本であるとも思いました。

 内容についての感想などはおこがましくて書くことなどできませんが、この親鸞聖人の著述を読むことによって、真宗のたくさんの大先達の皆さんのお話や著述を、納得しながら聞いたり読んだりできるのではと淡い期待を持っています。取りあえずは、教行信証の入門書を次の本に選びました。

 写真は先日の旅行の際、東名高速富士川SAで撮った『富士山と富士川』です。

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最近読んだ本 [本]

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○「風は山河より」宮城谷昌光 三河の豪族菅沼三代の歴史物。おもしろかった。
○「茨城と親鸞」今井雅晴 茨城県しんらんさま巡りの時に「あるお寺」で購入しました。実物を見てきた後に読むのもおもしろいものです。
○「常陸の親鸞」園部公一 同上
○「親鸞(上下)」五木寛之 地方紙に連載したものです。親鸞聖人をこのようにいきいきと人間らしく書いた本は初めてです。
○「親鸞と共に生きる」金子大栄 お寺の文庫にあったので借りてきて読みました。とっても分かりやすいので参考書にしようとAmazonで探したら中古がありましたので購入しました。40年近く前の本ですので定価の3倍で買いました。
○「本願寺の歴史」名畑崇 これは父親の本棚から失敬したもので、十数年ぶりに開いてみたところおもしろかった。
○「親鸞との対話」曽我量深 これは近くの古本屋で購入しました。これも定価の1.5倍くらいだったと思います。少し難しくて、途中であきました。でも、これも参考書として使えると思っています。時々読み返すうちにおもしろくなるでしょう。

 すっかり、従来と嗜好が変わりました。その気になって読むと頭に入るし、飽きずに読めるものです。今は五木寛之の「私訳 歎異抄」を読んでいます。
 久しぶりに本の紹介でした。


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マチュピチュ・天空の聖殿 [本]

matuyoigusa090804.jpg 写真は「マツヨイグサ」です。再度の登場です。
 今日は、「マチュピチュ・天空の聖殿」を読了しました。新書ですが、写真がたくさんあったので、先日衝動買いした本です。写真がとっても良かったので紹介します。中身はけっこう専門的で、読み応えはありますが、眠くなります。写真は著者がプロの写真家ですので、最高です。インカに興味のある方にはバッチリです。

マチュピチュ・天空の聖殿
 高野潤著 中公新書 本体1000円

 札幌は今日もほどほどによい天気でした。今日もアルバイトで1日建物の中にいたので、暑かったのかどうかはよく分かりませんが、おかげで本は読めました。

いのちなりけり
 葉室麟著 文藝春秋刊 本体1500円
 この本も今日読了しました。どちらかというと藤沢周平張りの時代小説です。気持ちよく楽しめる本でした。他の本も読もうと思ってます。


親鸞・封印された三つの真実 [本]

susuki090804.jpg この写真は「ススキ」です。もうこんなに穂を出しました。
 今日はお盆特有のアルバイトを頼まれ、久しぶりに出かけました。何だと思いますか?
 そのアルバイト先で、置いてあった本が標題の「親鸞・封印された三つの真実」です。おもしろくて1日で読んでしまいました。歴史に興味のある方なら、ぜひ読んでください。




親鸞・封印された三つの真実

 黙殺されてきた『親鸞聖人正明伝』を読み解く
佐々木正著 B6 216頁 税込1680円 本体 1600円 〔洋泉社〕
 人間・親鸞を発見するには青年時代の<三つの選択>の謎を解く必要がある。①「なぜ比叡山を下りたのか」②「なぜ法然の弟子になったのか」③「なぜ結婚に踏み切ったのか」空白のまま放置された、この謎がいま明かされる。

【目次】
一 人間・親鸞を発見するための三つの鍵
二 三つの鍵で封印を解かれた親鸞の実像に迫る
三 親鸞が歩行する場所を推理してみる
四 親鸞に寄り添う二人の女性の謎 ほか


道元禅師 [本]

dougen090717.jpg 久しぶりに本の報告です。

 道元は言わずとしれた「正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)」で有名な禅宗・曹洞宗の開祖である。私は、このたび悪戦苦闘の上、約4週間をかけて立松和平著「道元禅師」(上・下巻)を読み終えました。立松和平が、原稿用紙2100枚、9年以上の歳月をかけたこの力作を1行1行ていねいに、正直なところ厭きもせず読むことができて幸せでした。今読み終わって爽快ですが、この本は図書館から借りたものですので、そのうちに自分のお金で購入して、もう一度熟読玩味してみたいと思っています。


 私の属する仏教宗派「浄土真宗」の開祖「親鸞聖人」と同時代に生きた人で、僧侶である弟によるとまったく面識がなかったとのことですが、縁戚関係にありお互い知っていて正法眼蔵の一部は親鸞に当てて書いたという説もあるようで、私はそのようなところで親近感を持ったりもしました。
 弟にこの本を見せたところ、とっても難しくて、仏教の勉強をしていない人には解らないだろう、と言われました。まったくそのとおりで、道元の説法という形で、お釈迦様の教え、達磨大師の教えなどが独特の仏教の経典の言葉づかいで、これでもかとばかりに書かれているのです。当然私には解りません。でも、読むだけはまず読みました。そして、道元さんが好きになりました。尊敬しました。
 加えて、作家と言う人々を、特に立松和平を尊敬しました。あとがきに書いてありましたが、道元の著作はもちろん関連書籍の読破、曹洞宗のお坊さんたちからの教えの聴聞、などなどたいへんな勉強をしたようです。尊敬という言葉以外では言い表すことのできないほど尊敬しました。
 一つの本を、掛け持ちもせず4週間もかけたのは初めてです。良い本に巡り会いました。そしてまた、すごい日本人を知ることができました。また少し、仏教を勉強しようという気持ちがたかまりました。

「道元禅師(上・下)」 立松和平著 東京書籍発行 上巻:2100円 下巻:2200円


最近読んだ新書4冊 [本]

ongakunosasagemono.jpg音楽の捧げもの(PHP新書) 茂木 健一郎(著) 価格:¥756 
内容(「BOOK」データベースより)
 大作曲家J.S.バッハの素顔を求めて、真冬のドイツへ。そこで見出したのは、音楽の父の知られざる姿。忘れかけていた若かりし情熱。そして、宗教改革を成し遂げたルターから二百年の時を超えて受け継がれた「魂のリレー」だった…。ささやかな日常にひそむ確かな存在。自分にとって大切なものを真摯に見つめること。厳しくあわただしい現代で、失ってはいけないもの。人生とともにある音楽の恵みに寄り添い、生きるということに思いを馳せた。『すべては音楽から生まれる』待望の第二弾!全編書き下ろし。

  茂木さんのすばらしい文章に感激しました。こんな文章が書ければ、と思います。やはり天才だと思います。読みやすく、一気に読み終えました。爽やかな印象。

 

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入門 哲学としての仏教(講談社現代新書)竹村 牧男(著) 価格:¥777
内容(「BOOK」データベースより)
 縁起・無我・空・唯識―近代合理主義を超える思想の本質とは。今こそ仏教を読み直す。

 

 初心者にはかなり難解でしたが、じっくり時間をかけて読みました。もう一度か二度読まないと、頭には残らない気がします。あまりに知らない言葉が出てきたので、ノートに手書きで書き出して、調べたりもしました。勉強になる一冊です。

 

mousyoukunntosenngokujidai.jpg孟嘗君と戦国時代(中公新書) 宮城谷 昌光(著) 価格:¥756 
内容(「BOOK」データベースより)
 古代中国の大国・斉に生まれた孟嘗君は、秦から脱出するさい食客たちによって助けられた「鶏鳴狗盗」の故事で名高い。多様な力が国と人を動かす混乱の戦国時代にあって、かれは諸国を縦横無尽に歩き、貴賎と交わり、知恵と誠実をもって燦然と輝く存在だった。孟嘗君はまさに戦国時代を体現していたのである。逆境にあって悲観せず、むしろ自らの糧として理想の実現に邁進した孟嘗君の生涯を、作家の目で読み解く。

 これは、ただいま読んでいる最中です。宮城谷さんらしく、とっても読みやすく、分かりやすく書かれている本です。中国の春秋時代、戦国時代の概要も分かり、楽しく歴史の勉強ができます。

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ハックルベリー・フィンのアメリカ―「自由」はどこにあるか (中公新書) 亀井 俊介(著)価格:¥777 
内容(「BOOK」データベースより)
 ヘミングウェイが語ったように、アメリカ近代文学は、すべてマーク・トウェインに始まる。自然児から文明人になってしまうトム・ソーヤと、あくまで「自由」を求めるハックルベリー・フィン。これこそ「自然」と「文明」の間で揺れ続けるアメリカ社会の根源的かつ矛盾した欲求の原型である。本書はアメリカ文化のなかで姿を変えて生き続けるハック・フィンの系譜をたどり、アメリカ文化とは何かを探るものである。

 マークトウェインが後世のアメリカとアメリカ文学に与えた影響を、詳しく書いています。正直なところ、もう少し楽しい本かと思って手に取ったのですが、さすが、学者先生の著書です、途中で厭きてしまいました。比較文学の論文を読みたくて、我々一般人は、新書を買うのではないと思うのですが。

 この3週間でたったこれだけしか読みませんでした。他に読んだ本がゼロというわけではありませんが、不調でした。


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見残しの塔(みのこしのとう) [本]

minokosinotou090525.jpg 『見残しの塔 周防国五重塔縁起』 著者名:久木綾子(ひさぎあやこ)/著 出版社: 新宿書房 (2008/09) 価格2520円 書籍紹介: 「こうして五重塔は生まれた。構想十四年、執筆四年。八十九歳の新人、デビュー!人は流転し消え失せあとに塔が残った。塔の名は瑠璃光寺五重塔。中世室町。五重塔の誕生をめぐる人びとの数奇な運命を描く歴史小説の大作。」
 また、良い本を読ませてもらいました。新聞の書評を見て図書館に予約したところ、新刊にしては運良く2番目ということで、先週借りることができました。期待どおり、思わず一字一字ていねいに読みたくなる本でした。89才の新人作家が14年もかけて調べたものですから、流し読みをするのが申し訳なく、もったいなく感じるのです。
 筋書きは、想定外でした。私は、大好きな作家、帚木 蓬生(ははきぎ ほうせい)の『国銅』(「極上の銅を命懸けで掘り出し、精錬して鋳込む。若き国人も仲間と共に都に向かった…。奈良の大仏造りに身を捧げ、報われずに散った男達の深き歓びと哀しみを描く大平ロマン。 」と本の紹介にあるとおり、奈良の大仏を作った人々の話)を思い浮かべていたのですが、・・・・。これから、読む人のために筋書きは書きませんが、読み終わった後は爽やかでした。

ユリウス・カエサル(ルビコン以後) [本]

329px-Julius_Caesar_Coustou_Louvre_MR1798.jpg ついに塩野七生著「ローマ人の物語Ⅳ、Ⅴ」つまり「ユリウス・カエサル(ルビコン以前)」と「ユリウス・カエサル(ルビコン以後)」を読み終わりました。こんな人間が、今、日本にほしい。
 写真はウイキペディアからです。
 この本の詳細は5月6日のブログを見てください。

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